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2010年6月22日

大志とは

2010062212360001 本日は定休日でお休みを頂戴しております<(_ _)>

『少年よ大志を抱け』という言葉がありますが、幼い頃は近親者や先生からよくこの言葉を聞かされたものです。大志。読んで字の如くで”大きな志(こころざし)”。自分的には、幼い(若い)時こそ大きな志を持ちなさいって意味に捉えており、間違ってはいないと確信しております。ところが今44歳になった自分にこの言葉を当てはめてみると、非常に違和感があることに気付かされます。そりゃもう少年ではなくオッサンな訳ですから仕方ないのですよねwでは、オッサンには大志は抱けないってことなのでしょうか?いや決してそうではないように思います。少年時代の夢はどれも漠然としており、現実からかけ離れてることも多かった、、、それでも無限大の未来と可能性を秘めた少年にとっては、目標が定まらないくらい大きな志の方が、前を向く原動力になりやすかったのかも知れません。一方オッサンwこちらは逆に目標が定まらないような志を抱いて、夢見がちな人生を送ってる場合ではございません(-_-)より現実的で達成可能な志(目標)を確実にモノにしていかないといけませんし、それが人生の本分であるようにも思え、それは決して”小さな志”ではないと思います。

社会的にも年長者となった今(認めたくない自分もいますがw)、よく、『先のビジョンが見えない』とか、『自分の進むべき道が分からない』等々の相談を受けることがあります。ここでまとめて答えましょう。大志を抱き過ぎて理想と現実のギャップに苦しんでしまってませんか?今の居場所はそんなに居心地の悪い場所ですか?先の長いビジョンには、方向性という照準だけ合っていて、大きく外れてなければいいんじゃないでしょうか?それよりも、心から信頼し合える仲間がいて、人と人との触れ合いに人情や愛情を感じることができる場があり、自分の成長や後進の成長を喜び、自分の行動に『ありがとう』と言ってもらえたり、また、人から受けた恩に『ありがとう』と返せるような日々。。。それが一番大事で有意義なことなんではないか、、、そう思う休日の午後でした。

コメント(2)

四十にして惑わず、五十にして天命を知る。
そろそろそういう年頃です。
自分のやるべきことを悟る年です。
いつまでも少年ではありません!
次世代を育てる年代になったということではないでしょうか?!

SK様
コメントを頂戴しありがとうございます。

『四十にして惑わず、五十にして天命を知る。』

なるほどいい言葉ですね。
”人を残す”ことを我が人生目標としておりますが、
未だその域に達することが出来ていない今現在。
決して惑うことなく目標を達成したいと思います。