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2008年3月 4日

温故知新

Dsc_0081 私事で恐縮なのですが。。。と言いながらもいつも私事ばかり書いてるので問題なさそうですね(笑) 自分の人生において3月は何かと思い出深い月で、38歳という今にも中年に差しかかろうかという年齢での転職を決意したのも3月でした。早いものであれから丸4年の月日が経とうとしております。思い返せば毎日が刺激的でただただ楽しく、全速力で駆け抜けてきたのにも拘らず息切れすら感じておりません。これからも皆さんと共に駆け抜けて歓び続けられたなら、これほど幸せなことはないと思う今日この頃です(^_^)

話は変わりますが、つい先日そろそろ衣替えでもと衣装ケースをひっくり返すと数冊の本が出てきました。本のタイトルは司馬遼太郎先生の”竜馬がゆく”です。この本はボクの人生のバイブル的な存在で、今までに何度となく読み返しておりますので完全に頭にインプットされております。しかし久々にペラペラと頁を捲っているとついつい引き込まれてまた読み返すことに。。。本って不思議ですよね?こういったバイブル的存在になっている本だからなのでしょうか、読むたびに新しい発見があるのは自分が年を重ねているからなのかも知れません。この本を初めて手にした高校生の頃は”大志を抱くこと”を学びました。次に手にした20台前半の頃には”男の生き様”を学びました。20台後半では”人は情報を得る為に歩くのだと、、、全国を自分の足で歩いた竜馬に比べると現代人の俺は恵まれてる”のだと気付かされました。そして30台前半には”議論を嫌い話し合いを重んじた竜馬”に共感を覚えました。30台後半には”強いからこそ優しくなれる、優しさこそ強さ”なんだと気付かされました。そして今42歳の自分は。。。温故知新  人とは”故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る”ものなのだと感じました。今までの様に単一的ではなく、トータルで捉えてるところに我ながら成長を感じます(笑)思い返すと大方物思う時に読み返してきた気がします。人生に悩みや試練はあって当然っ!これをマラソンで例えるのであれば、速く走ることより完走することが大事だと思うんです。もし走れなくなったら歩いたって良いのではないでしょうか。。。その内にまた走れるようになりますもん。。。ってことで悩みのないワタクシは、明日からまた駆け抜けて歓びますよっ!!(^_^)v

コメント(2)

天に意思がある。
としか、この男の場合、おもえない。
天が、この国の歴史の混乱を収拾するためにこの若者を地上に下し、その使命がおわったとき惜しげもなく天に召しかえした。
この夜、京の天は雨気が満ち、星がない。
しかし、時代は旋回している。若者はその歴史の扉をその手で押し、そして未来へ押しあけた。

この文面を読み終えた時に私にとっても彼は、永遠の憧れ・・・になりました。
つまらない失敗をすると『ほたえな!』と怒られたり、逆に落ち込んでいると『そんな事では、いかんちゃ!』と慰められたりした気がしていました。
初めて霊山の彼の墓標の前に立った時、とめどなく涙が溢れてきたのが、つい昨日の様に思えています。
お互いに、まだまだ、彼の背中を見ながら生きて行かなければならないですね。

竜馬ほどに大きな使命は課せられていないものの、
人がこの世で生きるに於いての苦難や試練は天の意思なのかも知れませんね。
おそらくはその必要性があるからこそ機会を与えられてるのだと。。。
それらを跳ね返し前進することこそ人生っ!
その為には竜馬の背中は何よりの指針です(^_^)