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2015年6月 8日

読みもの...風

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つい先日、とある二十台の若者から相談を受けたんですが、

これがまたなかなかハードな内容で、

「自分の仕事のできなさ具合...」

これが起因して、

「毎日いっぱいいっぱいで疲れてしまいました...」

といったもので...更には...

「耐えたその先に見えてくるものなんてあるんでしょうか?」

なんて究極の質問まで付属していました...^^;

この質問を受けて自分の若い頃を思い出してみましたら、

確かにその頃は物事を俯瞰するなんてできず、

己が立っている場所すら理解できてませんでしたから、

毎日毎日与えられた仕事に追いまくられて、

やってもやっても仕事が片付くどころか、

逆に増幅して圧し掛かってくるくらいの勢いで、

何度もそれに押し潰されそうになりながらも、

なんとか日々を過ごしていたなぁ...なんて。

でも、そうこうするうちにちょっとずつ順応しては、

「この仕事は何時までにやってしまうぞっ!」とか、

「アイツより先に片付けてやるぞっ!」なんて、

自分なりにちっぽけな目標を設けてみては、

それに挑戦することで苦しみが楽しみに変わり、

次第に実力を付けてきたんだと思うんですよね。

今は五十に手が届きそうな年になりましたので、

あの頃に比べれば俯瞰できることも多くはなってきましたが、

当時よりも高い位置から視野を持ててるのは、

何も鳥のように飛んでいるからではなく、

自分なりのちっぽけな挑戦や闘いの成果や、

諸先輩方から教わった有難い知恵や知識を積上げた、

山みたいなものの頂上に立てているからだと認識しています。

「今やっていることは決して無駄ではない」という

ありふれたアドバイスだけをさせてもらって、

「耐えた先に見えてくるものがあるのかどうか?」

それは自分だけの楽しみに取っておいてくださいっ♪(^_-)-☆