読みもの...風
つい先日、とある二十台の若者から相談を受けたんですが、
これがまたなかなかハードな内容で、
「自分の仕事のできなさ具合...」
これが起因して、
「毎日いっぱいいっぱいで疲れてしまいました...」
といったもので...更には...
「耐えたその先に見えてくるものなんてあるんでしょうか?」
なんて究極の質問まで付属していました...^^;
この質問を受けて自分の若い頃を思い出してみましたら、
確かにその頃は物事を俯瞰するなんてできず、
己が立っている場所すら理解できてませんでしたから、
毎日毎日与えられた仕事に追いまくられて、
やってもやっても仕事が片付くどころか、
逆に増幅して圧し掛かってくるくらいの勢いで、
何度もそれに押し潰されそうになりながらも、
なんとか日々を過ごしていたなぁ...なんて。
でも、そうこうするうちにちょっとずつ順応しては、
「この仕事は何時までにやってしまうぞっ!」とか、
「アイツより先に片付けてやるぞっ!」なんて、
自分なりにちっぽけな目標を設けてみては、
それに挑戦することで苦しみが楽しみに変わり、
次第に実力を付けてきたんだと思うんですよね。
今は五十に手が届きそうな年になりましたので、
あの頃に比べれば俯瞰できることも多くはなってきましたが、
当時よりも高い位置から視野を持ててるのは、
何も鳥のように飛んでいるからではなく、
自分なりのちっぽけな挑戦や闘いの成果や、
諸先輩方から教わった有難い知恵や知識を積上げた、
山みたいなものの頂上に立てているからだと認識しています。
「今やっていることは決して無駄ではない」という
ありふれたアドバイスだけをさせてもらって、
「耐えた先に見えてくるものがあるのかどうか?」
それは自分だけの楽しみに取っておいてくださいっ♪(^_-)-☆