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2013年8月28日

読みもの

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言われたことだけをやっていると、やらされ感になる。

言われたこと以上のことをやると充実感になる。

とは、福島 正伸さんのお言葉で、

 

常に自分で「何が目的で、何をすべきなのか」

を考えながら仕事をしている人は、

必ず指示された以上の仕事をします。

俗に言う「一言うと十分かる」という人です。

指示されたことは最低限のことなんですよね。

自分が指示する側になるとよく理解できます。

という解説が添えられていました。

 

確かに、

指示されたこと(頼まれごと)というものは、

指示通りに仕上げただけでは完結しないことがほとんどです。

なぜならば、

その指示は物事全体の一部にしか過ぎず、

依頼主の手に戻ったところで手を加えられたり、

アレンジされながら進化を続け、

やがて一つの物事として仕上がってゆく、

いわゆる共同作業だからではないかと。

故に、

"言われたことだけする"のは仕事ではなく、

依頼主が次のステップに進み易い様に工夫して初めて仕事となり、

"言われたこと以上のことをやる"ことに繋がるのではないかと。

だからこそ指示する側は、

できるだけ分かりやすく簡潔に事の全貌を見せる必要があるし、

指示を受ける側もその全貌を知りたいと思うことが大切で、

そのコミュニケーションこそが仕事なのではないかと思います。