読みもの…風w
今日は、「あれどないなった?は人を鍛える」について。。。って言っても何のことかさっぱり分からないと思いますのでw詳しいお話に移らせていただきますww
若かりし日のボクには、今でも師と仰いで止まない仕事の先生がおりました。以下はその師匠との当時のやり取りの一つなんですが。。。
師匠「森井くんっ!これいつでもええからやっといてくれるか?」
ボク「かしこましましたー!」
と、ここまではまったくもって普通のやり取りなんですが、数時間も経過すると。。。
師匠「おいっ!あれどないなった?」
ボク「えっ!?いつでもええって言うてはりましたやん?」
師匠「アホか?いつでもええような仕事なんかあるかいっ!」
ボク「・・・。」
こうなると返す言葉もありませんから、「何と意地の悪いオッサンなんやっ!」とか、「ケンカ売ってんのかっ!」とか、心の中で恨み節を唱えるしか手はありませんw それからもそんなやり取りは続き、その内に「いつまでですか?」とか、「明日中にはできると思いますが、それでよろしいでしょうか?」なんて確認する術を身に着けるものの、その期限を待たずに「あれどないなった?」って。。。ほんまにもーどないせぇっちゅーねんっ!!て感じでしたww
でも、ここで考えたんです。。。「あれどないなった?」って言わせん方法はないやろかと。。。そして導き出した答えが、相手がこの仕事をいつまでに仕上げて欲しいと思ってるのかを理解することでした。そうすると自分に任されたパートだけではなく、その仕事がどこからの依頼で納期はいつなのか等々、いわゆる全工程(全貌)を把握することとなり、次第に頼まれた仕事をただ仕上げるだけといった”点”の絡み方ではなく、”線”や”面”あるいは立体的に絡む術を身に着けたところで、「どないなった?」って言われることはなくなり、いつしか全行程を仕切れる術をも身に着けていました。
原田や遠藤に「あれどないなった?」と言い続けているボクは、こんな教えの影響を受けているのか?はたまたただの意地悪なオッサンなのか?は、、、その内に結果が出るでしょうね(^_-)-☆