読みもの…其ノ五はまとめ
まだまだ書きたいことはあるのですが(まだあんのかい?w)、このまま続けてるとクルマ屋のBLOGであることを忘れられそうなのでw また別の機会に取っておくとして今回はまとめたいと思います。
かつてボクにも若い時がありましたw じゃなくって…かつてボクにも仕事のみならず人生の師匠と呼ぶべき人がいました。20代前半だったある日にその師匠からこう問われたことがあります。
師「人生で何を残すのが大事やと思う?」
私「お金ですか?」
師「違うな…」
私「名誉ですか?」
師「それも違うな…」
「金や名誉を残すのはそれはそれで立派なことやけど、もっと大事なもんがあるやろ?」
私「…。」
師「答えは人や。人生で人を残すほど大変で大事なことはないからよう覚えとけっ!」
私「はい…。」
もちろんその時のボクにこの言葉の意味など理解できるはずもなく、その後も色んな事を教え説いてくれた師匠が病に倒れたのが十年後。。。さらに数年後に亡くなってしまいました。決して歩みを止めることができない状況下、懸命に励むものの支えを失ったショックと影響は大きく、迷走する日々の中で思うことは、「こんな時あの人ならどう判断するやろ?どんな決断を下すやろ?」と、そんなことばかりでした。それでもなんとか奮起しどうにか格好がついてきた時に思い出したのが、十数年前のあの会話で、その時に初めて”あの人は自分の人生賭けてボクを残してくれたんだ”ということに気付きました。職種は変われど今こうして自分があるのは、間違いなくあの人の教えが礎になってるからこそで、今でも心から感謝しています。
それに気付いたあの日から我が人生訓に掲げているのが『人を残す』ということ。相も変わらず色んな方に教えを請い、助けていただいているといった『生かされている』ばかりの人生ではあります。それでも”一人でも多くの人を残したい”なんて、身の丈に合わない大それたことを願いながら生きているもんですから、今回のテーマにはいつも以上に感銘を覚えついつい長編になってしまいました。
まぁ先は長そうなので地道に頑張るとするかなっ!!
ってことで経営会議で横浜に出掛けて参りますっ!!(^^)