この世は捨てたもんじゃない。
本日よりStudie +TOKYO-に着任しましたっ!
東京駅から府中に来る方法は幾通りもあるそうなんですが、
連泊ゆえにスーツケースが大きいもので、
極力乗り換えの少ないことを優先して中央線を使っています。
今日はその中央線での出来事なんぞを...
15:55着の新幹線を降りて中央線のホームに上がると、
ちょうど良いタイミングで中央特快が入ってきたので、
一番端っこに座ることができました。
ほどなくして席が埋まりだしたところで、
ボクの隣に女子高生の二人連れが座り、
電車は次の停車駅である神田に向けて発車。
神田から60代の後半くらいのご夫婦が乗車してみえて、
ボクの前に立たれたので席を譲ろうかと思ったところで...
ちょっと待てよ...
60代の方に50代の自分が席を譲るって逆に失礼かな?
なんて葛藤が生まれ始め...
奥様の荷物が多いことを理由に席を譲るのを決めるまで、
おそらく15秒も掛かっていなかったと思うのですが、
ボクより少し先に隣席の女子高生二人が席を立ちました。
ご夫婦はその女子高生達に何度も何度もお礼を言い、
着席されたところで電車は次の停車駅のお茶の水に到着。
お茶の水からは足の不自由な方が乗車してみえたのですが、
その状況に誰よりも早く反応したのがなんと先ほどのご主人で、
席を立とうとされたところを制止して、
「ここはボクの出番です!」と目配せで伝えて席を立ちました。
女子高生二人の優しさに満ち溢れた行動が発端となり、
中央特快車内に巻き起こった今回の優しさの連鎖...
"この世は捨てたもんじゃない"と思えた嬉しい出来事でした。