« KW | メイン | 最初の一歩っ! »

2014年6月 2日

読みもの...風

lento_20140602120403.jpg

今回は人間同士の貸し借りの話しをしようと思うのですが、

かといって金銭や物の話しではなく、

人と人のやり取りでの貸し借りのお話をしたいと思います。

金銭や物は借りたら返すのが当たり前で、

これができないと社会的には不適合者になってしまいます。

一方、人と人とのやり取りの貸し借りは、

いわゆる形や原形がない無形のモノですので、

返しようがないというのも事実なんですが、

それを破談にしてこじれたり揉めたりした結果、

「倍返しだ!」なんてセリフを浴びせかけられることになるのかも知れませんw

では、無形なのになぜ揉めたりこじれたりするんでしょうか?

それは人と人のやり取りは有形ではないが故に、

心情で行われるものがほとんどで、

それも相手を喜ばせようとか、助けてあげようなんて、

結果を求め意識してやっていることではなくて、

心からそうしたいと思って自然にやっていることだからこそ、

無形なのに美しいのではないかと思うんです。

"人は生きているのではなく生かされている"とは我が人生訓で、

ゆえに人は一人では生きてゆけないとも思っています。

よく、「人に借りは作らない主義だ!」なんて仰ってる方がいて、

そのわけは「返せるかどうか分からないから...」とのことで、

これも立派な生き方なのは間違いないと思うのですが...どうなんでしょ???

先にも述べたように元々が無形で無意識なんですから、

相手もお返しなんて求めてるはずもなく、

ならば相手の気持ちに心から感謝しながらも、

相手が望む方向に成長することがお返しなんではないですかね?

少なくともワタクシはそう思っております。