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2014年5月 6日

読みもの...風

yomimono.jpg昨夜は比較的帰宅が早かったので、

撮り溜めていたテレビを見ておりましたら、

鶴瓶さんのA-Studioに松山千春さんが出ておられまして、

松山千春さんといえばワタクシが小学生の頃に、

デビュー曲「旅立ち」を引っ提げて彗星の如く表れ、

デビュー翌年に「季節の中で」で大ブレーク...

なんてうんちくはまたの機会に書くとしまして...w

番組中に話されていた、

決して「生きるために歌ってる」んじゃないんです。

「歌うために生きている」んです。

「生きる」ということはもはやわれわれにとっては手段であって、

「歌う」ことが目的です。

と、話されているのを聞いて胸を貫かれる思いがしました。

「生きることは手段である」

なかなかこう言い切れる人もいないと思いますが、

もし生きること自体が"目的"であったならば、

ひたすら波風立たないフラットな海面を、

スイスイと泳ぐようなイメージを望むのが人情ですが、

それだけでは物足りないような感も否めません...

しかし、生きることが夢の実現や目標の達成といった、

先にある目的を果たすための手段であったならば、

波風が立ちまくった大海原に立ち向かい、

それを乗り越えることも必要になってくるわけで、

そんな幾多の喜怒哀楽を経る過程こそが生きること(手段)であり、

人生そのものなのではないかと思わされました。