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2014年2月 2日

読みもの...風

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週初めの早い時間から暗い話で恐縮なのですが、

2月1日(土)終業後に携帯着信があり、

確認したら滅多なことでは連絡してこない従兄弟で、

胸騒ぎを覚えながら電話に出てみれば、

無情にもその嫌な予感は的中し、

幼少期からの育ての親である叔父が危篤だとの知らせでした。

ある事情があって叔父とは10年以上会えておらず、

その事情の一部始終を知る従兄弟の兄貴が、

苦渋の末に連絡をくれたわけなんですが、

そのお陰で久しぶりに会えた叔父は想像以上に年老いて、

長く床に伏していたせいで痩せこけ、

強靭なカミナリ親父だった印象の欠片もありませんでした。

その姿を一目見た時、

オレは一体何をしていたのだろうと...

事情なんてどうでもよかったんではないのかと...

なんでそんなもんに支配されていたのだろうと...

後悔の念から溢れ出る涙が止まらず、

ただ「ごめん...」と言い続けるしかありませんでした。

それから一夜明けた昨日の昼過ぎ叔父は逝きました。

最後に告げた...

「オレはオレでちゃんとやってるから安心だけはしてくれ...」

の言葉は果たして伝わったのだろうか...

こんな男が偉そうなことを言えた柄ではありませんが、

人間はいつか必ず死を迎えます。

言葉は伝えるべき時、

伝えることができる時にしか伝わりません。

相手に伝わってこその言霊です。

では、見送ってきます...

この後、明日の夜まで不在にしますので、

ご理解とご協力の程お願い申し上げます<(_ _)>