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2013年11月23日

読みもの

yomimono.jpg本家本元の"読みもの"が届きましたので、

心に留まった文言なんぞをお裾分けしたいと思います。

今回のお題は「挫折の本質」なのですが、

まず「挫折」という言葉の意味は、

仕事や計画などが中途で失敗しだめになること。

またそのために意欲・気力をなくすこと。

と解説されております。

その上で「挫折にもレベルがある」と、

非常に興味深いことが記されており、

一つは、自分の持てる全身全霊を賭けて、

自分の夢や目標にチャレンジしてみたけれども、

身体能力やモチベーションや覚悟が及ばず、

その目標を達成できなかったという、いわば「本物の挫折」。

もう一方は、なんとなく好きだからやってみたけれど、

なんとなく上手く行かず大した努力も挑戦もせず、

単に諦めたという、「お気楽な挫折」。

「本物の挫折」と「お気楽な挫折」

このレベル分けは実に面白いのですが、

「挫折」とは弱い心にはいい響きの言葉でもあり、

何でも上手く行かなかった理由を、

「挫折」という言葉の中に押し込めてしまいさえすれば、

あとは自分で頑張ったり努力なんかしなくても誰かが助けてくれる...

そんな甘い響きを持つ言葉にもなり得る。

と、問題提起されてるところが興味深く、

確かに「それを逃げ道にすることも可能やよなぁ...」なんて、

これまでに考えたこともなかった気付きを得ました。

最後に...

本物の挫折は自分らしいモチベーションを新たに生み出しますが、

お気楽なそれからは甘えと依存と言い訳とカッコツケしか生まれません。

安易に「挫折」という言葉に逃げず...

自分の「生き様」で何かを示さねば...

という言葉で締めくくられていました。